2015-01-01から1年間の記事一覧
冬は裸足ランナー受難の季節だ。 寒さで心理的に裸足で走るハードルが嫌が応にも高くなる。 それを乗り越え勇気を出して走り出してもなお、寒さと乾燥にやられて足裏の皮膚のひび、あかぎれの痛みがランナーを襲う。 特に中高年になると加齢現象で皮膚が潤…
かすみがうらマラソンに77人の裸足ランナーが走ることになった。 一人の裸足ランナーのささやかな夢がはじまりだった。 裸足ランナー7人で走ったつくばマラソン。 man10000.hatenablog.com man10000.hatenablog.com 7人で走ったというだけなのにあの熱狂、…
ワラーチで走るときにペタペタ、パタパタする音が気になる。 シューズからワラーチに切り替えたとき感じる違和感の一つである。 ワラーチで走り始めたときに一番悩むポイントであったりする。 「自分のワラーチの走りはこれで大丈夫なのだろうか?」 薄く硬…
つくばマラソンと福知山マラソンに多数の裸足ランナーが出走し話題となった。 Twitterの裸足ランクラスタの間では一時「祭り」状態のフィーバーがあった。 「裸足ムーブメント」「革命」とやや大袈裟な表現が飛び交った。 それは常に孤軍奮闘してきた裸足ラ…
最終的な目標は、裸足サブ3。 それは初めて裸足でフルマラソンを走った時から今も変わらない。 ワラーチでサブ3した時、40km地点で裸足ランナーに抜かれたあの衝撃の日から。 そして究極の目標は裸足グランドスラム。 裸足サブスリー(フルマラソン2時間…
Twitterのタイムラインをぼんやり眺めていたらアンテナに引っかかってきた言葉があった。 「アルティメットルーティーン」 どうやら東大陸上部の学生のブログにあるメンタルコントロールの話らしい。 アルティメットルーティーン : 東京大学陸上運動部ブログ…
裸足ランにマメは付き物か、生涯の汚点なのか。 ・裸足ランナーの足裏の美しさは走りの美しさでもある ・「足裏の2人の先生」の教えに忠実に走れば足裏に傷はできない ・裸足ランにおける足裏のマメは走りの悪癖の表れで、マメの場所で原因が特定できる man…
100kmのウルトラマラソンのタイムはフルマラソンのタイムの2.7倍となるという説がある。これはエリートアスリートからビギナーまで変わらないという。 100kmレースの目標タイム設定(訂正あり) | 岩本能史 run 今回レース前、この理論を参考にレースペース…
裸足100kmのウルトラマラソンを9時間半で完走した。 直近半年の月間走行距離を先月から遡ると以下の数字になる。 213km、173km、147km、171km、167km、170km(平均174km) そして90%近くが片道5kmの通勤・帰宅ラン、ロングは30kmを1本だけ。 残り1…
「走った距離は裏切らない」のか。 それとも裏切るのか。 一方で「走りの質を上げれば距離はいらない」のか。 やっぱり走り込みは必要なのか。 この相反する2つの命題は永遠に平行線をたどるだろう。 なぜならこの両者が追い求めている「距離」も「質」も結…
これは先日、某大学で裸足研究の被験者として裸足で走った時の私のスティックピクチャー、モーションキャプチャーである。 こうした研究の代表では上記の研究グラフが良く引用されている。体重あたりの床接地圧の大小で小さいのが優れている、シューズや踵着…
小江戸大江戸203kmを裸足ランとワラーチで100kmずつ走った完走後の足裏である。右足のイボの痛みをかばう走りで左足には埼玉の田舎の歩道、路側帯に無数に転がる小石小砂利を踏み抜いて内出血した傷が痛々しい。ワラーチに履き替えてからは無傷だった。この…
今、流行の兆しのワラーチワークショップ。この良いところは、ワラーチを作る時間と場所と行為をみんなで共有することで交流が深まるところにある。しかしただそれだけではみんなで集まってもんじゃ焼きをするのと大差がない。そこに「最高のワラーチ」と「…
先日ワラーチ仲間の塩屋隆之さん(@VGJ408)のお誘いで神田岩本町のOnEdrop cafeで行なわれたララムリコミュニティーへのドネーションイベントとして開催された、ワラーチ作成のワークショップララムリ・ジャパン - 【イベントの紹介〜#2 ワラーチをつくろう!…
山に夢中になるあまり、 家にこどもをおいてけぼりで、 一人で山をたのしんでいないだろうか?! いろんな理由がある。 こどもが山に行きたがらない。 こどもが勉強や部活や習い事で忙しい。 配偶者が山が嫌いで連れて行くことに協力的でない。 自分自身の趣…
究極の裸足スキルはどんな路面状況でも裸足で痛みを感じることなく、最速に走れることである。 なので究極の裸足スキルがあればワラーチすら必要ない。 しかし、未熟で発展途上な裸足ランナーにとってワラーチは、裸足の良さをあまり損なうことなく未熟な足…
1. 富士登山競走におけるワラーチ(man結びワラーチ) 裸足に一番近い軽くフリーな履物?!裸足とどちらが速い?! ワラーチで走ると決めた際、 ロード用のワラーチにするか、 トレイル用ワラーチにするか。 二者択一があった。 富士登山競走はひたすら3000…
富士登山競走山頂コースを4時間1分35秒で完走した。 昨年5合目コースを裸足完走(2時間5分12秒)し山頂コース挑戦権を得た流れがあり、 今年も裸足で山頂コースを走るつもりの高い意識を持ってこの1年間調整してきた。 しかし事前の試走で、現在の…
裸足スカイランニング。 なんて甘美で危険で夢のような響きだろうか。 エクストリーム オブ エクストリーム。 裸足で高山を走り回る。 そんなことが果たして可能なのだろうか。 昨年、富士登山競走五合目コースを裸足で完走し、 今年山頂コースを初挑戦する…
野生動物は病院でお産しない。 お母さんは自然に産み、赤ちゃんは自然に生まれてくる。 人間だって、つい一昔前まではそうだった。 自宅で、時には出先でそのまま産み、生まれてきていた。 それがいつの日からかほとんど全てのお産は自然なことではなく、 病…
歩荷(ボッカ)といえば、シェルパ。 ヒマラヤトレッキングで目の当たりにした、 彼らの目を見張る健脚、登坂力は、のちの私の人生を完全に変えた。 わたしが裸足ベアフットに魅了される原点。ネパール山中のシェルパたちがペラペラのサンダルでヒマラヤの…
約3年前、ランニング再開し半年、裸足ラン、ワラーチランニング開始4ヶ月で初ウルトラマラソンの時と、最近の裸足のInstagram。 3年たてば人の顔つきならぬ「足つき」も随分と変わるものである。 シューズという棺桶に40年近く眠らされ、 急にお天道様…
ワラーチストには2種類いる。ワラーチをシューズの延長線で捉えるランナーと、裸足の延長線で捉えるランナーと。前者はクッションを貼り付け、紐をガチガチに締め踵着地で走る。後者は足指をはみ出させ、紐はゆるゆる、軽さと薄さと硬さを求める。同じワラー…
裸足で山を走る。歩く。 裸足で山を登り下りさまよう。 裸足で山へ行ってみると、 見えてくる景色、 聞こえてくる音、 全身の 皮膚で感じる触感。 山での体験そのものが、 これまでシューズを履いていた時のものとは、 まるで次元の違った濃厚なものに変化…
裸足ランナーの足音を聞いたことがあるだろうか? 自分自身が裸足で走ると、どんな足音がするか知っているだろうか? 走り続けた時の自分の足音の変化を聞き分けているだろうか? 足の裏の情報をシューズで閉ざすにとどまらず、 イヤフォンから流れる音楽で…
「布団がないと眠れない」は、 「シューズがないと走れない」とよく似ている。 そもそも布団なんてなくても人間は眠っていた。 <a href="http://nemuri-kurashi.jp/bedclothes/1406-2/" data-mce-href="http://nemuri-kurashi.jp/bedclothes/1406-2/">…
ランニングを続けていると、自分のカラダの動きが 左右対称でないことが無性に気になってくる時期がある。 特に裸足ランにおけるカラダとの濃密な対話では、 のっぴきらない巨大なフォーカスになるときがある。 エリートランナーの動きを動画で見ると左右の…
Cheetah Full Speed, Slow Motion, HD Camera ... このチーターの美しすぎるスローモーション動画は、 着目するポイントと、その部位を擬人化して見ることで、 無限に走りのインスピレーションを拡げてくれる。 今回ここで特に着目して欲しいのは、着地直前…
「通勤ランはしたいけど汗がとまらないし、職場にシャワーがないからできない」 「通勤ランしたいけど、ザックが汗でビショビショになるのがちょっと」 走らない言い訳はいくらでもみつかる。 でもちょっとした工夫でその言い訳は簡単に払拭される。 制汗対…
飯能ベアフットマラソン裸足10kmの部を優勝した長男。3年生の頃から山を走りに連れて行き、丹沢スタンプラリーを1日で走破し、4シーズングランドスラムを達成したりした長男の足。一緒に山を走り翌日、父が酷い筋肉痛に見舞われても全くびくともせずぴんぴん…