裸足100km 〜サブ10に必要なこと〜
裸足100kmのウルトラマラソンを9時間半で完走した。
直近半年の月間走行距離を先月から遡ると以下の数字になる。
213km、173km、147km、171km、167km、170km(平均174km)
そして90%近くが片道5kmの通勤・帰宅ラン、ロングは30kmを1本だけ。
残り10%はトレイルランニングやレースという比率である。
履物の比率(裸足ワラーチレシオ)は裸足:ワラーチ=9:1
マラソンペース以上のスピードは70%程度でスローランはほとんどない。
毎月170km程度の走行距離でもそのほとんどを裸足で走り、シューズさえ履かなければ100kmサブ10できるというのが今回の人体実験の結果。
— man@11/22つくば (@man10000) 2015, 11月 8
通勤帰宅の5kmずつの刻みだけで、ほとんどロングを走っていない。たのしむ程度ならこれで十分。伝説、達人になるには不十分。分不相応な裸足のハードトレーニングは即故障。等身大の走りで地味に積み重ねてゆくしかない。
— man@11/22つくば (@man10000) 2015, 11月 8
以上のミニマルな鍛錬で裸足ウルトラマラソンサブ10を達成できた。
一般に100kmのウルトラマラソンを歩かず完走するためには最低でも月間250km走らなければならないと言われている。
この完走必要最低距離の70%未満でも9時間台で完走できたのは、
ひとえに裸足ランニングの奥深さに尽きる。
裸足の100mはシューズの100kmを凌駕する豊潤な経験をランナーに与えてくれる。
可能なら裸足で300kmでも400kmでも走れればそれはそれで素晴らしい。
自分にはまだそのマッチョなチカラは身に付いてなく、カラダとの等身大の対話の中で導き出されたケガなく走力を伸ばす最も効果的な距離、
それが、この170kmという数字なのだと思う。
Less is more!! Quality over quantity!!
超長距離ランニングの世界でもやはりトレーニングは量より質であることに間違いはない。