man3DALs two feet to fly
man3DALsはサンダルという名の裸足である。
— man@11/26つくば (@man10000) 2017年9月9日
サンダルだと思って履くと痛い目をみる。
— man@11/26つくば (@man10000) 2017年9月9日
裸足だと思って履くことでソールが肉球になる。#man3DALs
多方面の支持を受け、今じわじわと広がりを見せつつあるman3DALs。
最初はコアな裸足、ワラーチランナーの間から広まり、
現在では裸足未経験者にも広がりつつある。
ここにきてあらためてman3DALsの設計思想ポリシーをはっきりさせておく必要性を感じている。
まず 100均ゴム紐ワラーチ、俗に言われるところの「man結びワラーチ」が、man3DALs のプロトタイプであることを 説明しておかなければならない。
この「man結びワラーチ」の思想はそのままに、
ゴム紐をパラコードに変え、
穴数と結び方を少し変えたものが、
man3DALsに他ならない。
なぜゴム紐よりパラコードなのか。
その弁明は長くなるのでここでは詳述しない。
いずれ改めて別の形で説明するが、
「ゴム紐症候群」のキーワードでディグってみればすぐに理解できるだろう。
そしてこの場を借りてあらためてお伝えしたい。
【リコール】man結びワラーチ、100均ゴム紐ワラーチをご愛用の皆様へお知らせです。紐をゴム紐から「パラコード」へ変更して#man3DALsへのアップグレードをよろしくお願いしますm(__)m #ゴム紐症候群 https://t.co/ORCXUTHbly
— man@11/26つくば (@man10000) 2017年6月30日
寝耳に水、にわかに変えられないという反応は当然だが、変えた人は皆一様にその大きな変化を享受し、満足している。
しかしこれだけ長きにわたって裸足、ワラーチにこだわってきたのも、
長年の靴への呪詛があり、そこからのサバイバーとしての矜持からなのだとあらためて思う。
わたしはシューズで人生を棒にふった。
— man@11/26つくば (@man10000) 2016年9月22日
きっと同じ様に規格外の足型で人生を棒にふっている人がたくさんいるはず。せめてその人たちに「裸足」「ワラーチ」という選択肢があることを残りの人生をかけて伝えていきたいとおもっている。
この呪詛が陣痛となり生まれたのが他でもない、
このman3DALsなのだ。
STS
— man@11/26つくば (@man10000) 2016年10月23日
シューズTOサンダル
STB
サンダルTOベアフット
裸足への架け橋man3DALを媒介に
一億総HADASHi計画
靴なしでは生活が成立しない、文明に飼いならされてしまった私たち現代人。
裸足ではもはや走ることはおろか歩くことすらままならなくなってしまった。
そんな私たちの「失われた走り」探しの旅の相棒役として
man3DALsは強力にコミットしてくれるはずだ。
この観点からも冒頭で言ったように「裸足」のつもりでman3DALsを履いて欲しい。
さもなければ最悪ケガをするリスクがあることをあらてめた伝えたい。
裸足ランとman3DALsのハイブリッドで「失われた走り」を学ぼうとする謙虚な姿勢が必要だ。
もしかするとシューズに慣れ親しみすぎて(依存)しまっている人なら、
man3DALsをはじめて履いた時にこのような感想を抱くだろう。
緩くて剥き出しで遊びがあるman3DALsを履くと心許なく感じて緊張する人が少なからずいるがむしろそれは逆で、裸足でいつもキレッキレに研ぎ澄まされた感覚を少しぼやかして楽にするお酒みたいなものというのが真相だ。
— man@11/26つくば (@man10000) 2017年9月9日
そう、シューズ側からの視点を捨てて、裸足側からの視点を持つ、
man3DALsはパラダイムシフトを要求する履物でもあるのだ。
走るにあたって足の甲に何かある必要はないが、紐、特に足首をぐるり一周する紐(パラコード)が付かず離れずの絶妙な触感を与えることで「ヒモトレ」的な効果を賦与している。裸足より優れている唯一のポイント。#man3DALs
— man@11/26つくば (@man10000) 2017年9月9日
ワラーチも紐でガチガチに固定したり、鼻緒でワラーチをコントロールしたりする履き方をする限りはシューズだ。
— man@11/26つくば (@man10000) 2015年6月3日
ワラーチの紐は存在感をあらわにすればするほど、それはシューズに近くなる。
— man@11/26つくば (@man10000) 2016年5月21日
紐があたかも存在しないかの様なワラーチは限りなく裸足に近い。
裸足になれない必要悪としてのワラーチなのか。
— man@11/26つくば (@man10000) 2016年7月13日
アッパーを外した通気性の良い軽いシューズとしてのワラーチなのか。
ワラーチの作り方も走り方も180度違ってくる。
どんなに薄いワラーチでも足裏を擦って走ることができる。その走りは裸足ランよりもシューズランに近い。
— man@11/26つくば (@man10000) 2015年5月1日
ワラーチストには2種類いる。ワラーチをシューズの延長線で捉えるランナーと、裸足の延長線で捉えるランナーと。前者はクッションを貼り付け、紐をガチガチに締め踵着地で走る。後者は足指をはみ出させ、紐はゆるゆる、軽さと薄さと硬さを求める。同じワラーチでもその走りは180度異なる。
— man@11/26つくば (@man10000) 2015年6月18日
裸足ランニングは真芯をとらえた走り以外は許容しない厳密さがある。
— man@11/26つくば (@man10000) 2016年2月26日
ワラーチランニングは真芯をハズしても誤差数ミリまでは許容してくれる。
シューズランニングは誤差数センチでも余裕で許容してくれる。
いずれにせよ、誤差を積み重ねればそれは時間の問題で故障へと至るのは変わらない。
ベアフット系シューズの指標として新たに「遊脚時の足裏の接触感のなさ」と「足の甲の接触感のなさ」の2項目を付け加えたい。#man3DALs
— man@11/26つくば (@man10000) 2017年7月18日
これらのことばの意味が本当に理解できた時がすなわち、
「失われた走り」を取り戻したときであり、
man3DALsを卒業するときでもある。
どんなシチュエーションでも社会的な要請がない限りは「裸足ファースト」である
真の裸足ランナーに変わったときであり、
縁あってman3DALsを履いたランナーすべてが必ずや到達してほしいと思って止まない境地なのだ。
人間はそのようにデザインされているのだから。