裸足ランナーの足音
裸足ランナーの足音を聞いたことがあるだろうか?
自分自身が裸足で走ると、どんな足音がするか知っているだろうか?
走り続けた時の自分の足音の変化を聞き分けているだろうか?
足の裏の情報をシューズで閉ざすにとどまらず、
イヤフォンから流れる音楽で、足音からの情報まで閉ざしてやいないだろうか?
昨夜は織田フィールドでの月例裸足5000mTTナイト。
HDS15という裸足で5000mを15分台で走ることを目標に している集まり。
少しずつ参加するランナーが増えてきていて、
裸足ランニングの草の根的な拡がりを実感している。
昨夜も新しいランナーが参加していた。
昨夜のTTは聴覚にフォーカスがあったように思う 。
昨夜の裸足TT。後塵を拝した猛者の中に一人だけシューズランナーのような足音を立てるランナーがいた。あの走りはタータントラック5000程度ならもつが、ロードやトレイルでは持たないだろう。
— man@7/24富士登山競走(山頂) (@man10000) 2015, 6月 4
水曜日の織田フィーは玉石混交。バタバタけたたましく足を虐待しながら走るシューズランナーが多い中、まるで裸足の様に静かな接地音で走るシューズランナーもちらほら。さながらランニングフォームの見本市。
— man@7/24富士登山競走(山頂) (@man10000) 2015, 6月 4
衝撃のあるところに音ありき。
足音は着地の衝撃音であり足裏の摩擦音。
音の大きさは衝撃の大きさに比例する。
衝撃が吸収されるはずのウレタン素材の全天候型陸上トラックで、
走る風切り音以上の足音がするということが何を表しているか。
説明するまでもないだろう。
衝撃を吸収するクッション素材を足裏に身につけたニンゲンが、
その性能がどれだけのものか限界を試したくなるのは本能。
それを止めるのは難しい。
歩くとキューキューって可愛らしく鳴るあのよちよち歩きのこども用のくつ。
あれが暴力的着地の元締め、諸悪の根源ではあるまいかw
— man@7/24富士登山競走(山頂) (@man10000) 2015, 6月 4
こどもがシューズを履いた時と裸足の時の動きの違いを見れば一目瞭然だ。
街中、人ごみの中を裸足ランするときは、最新のハイブリットカーを運転するときと同じ細心の注意が必要である。足音(エンジン音)がなく、だれも裸足ランナーの存在に気がついてくれないからだ。
— man@7/24富士登山競走(山頂) (@man10000) 2013, 11月 29
夜道を 裸足で走ると、人間はおろか、散歩中の犬すら接近に気がつかないエキサイティングな体験をすることがある。
裸足ラン完了, 21.96 km, 時間 2:09:06, 平均 5:53 /km, 1836 カロリー.クロスビオトープ(上り下り630mずつ)裸足2時間走。裸足ランの足音も呼吸音もない走りで落ち葉の小道をゆくとあたかも一陣の風と化した錯覚におちいる。白昼の裸足イリュージョン。
— man@7/24富士登山競走(山頂) (@man10000) 2012, 12月 5
不自然な足音は自然とのつながりをスポイルする。
裸足ランニングは感覚が極限まで研ぎ澄まされる。
文字通りの「風」になれる。
足音をさせない様にとか、フォームを意識しすぎるあまり足首の可動範囲以上の動きを故意に作り出すとぎくしゃくする。自然に、重力通りに走る。
— man@7/24富士登山競走(山頂) (@man10000) 2012, 7月 29
変に小細工した小手先、小足先で足音を消す動きではないところが難しいところ。
裸足ラン研究、やはり一般ランナーとは全く違う? | 吉野剛の裸足ランニング
勘のいいランナーなら、
このグラフから「足音」が 聞こえてくるはずだ 。
肝心のTTの結果は…。
足音なぞにフォーカスして、
集中を欠いた走りで自己ベスト更新ならず。
限界などない。あるのは停滞期だけだ。そこに留まってはいけない。その先に進まなければならない。ブルース・リー
— man@7/24富士登山競走(山頂) (@man10000) 2015, 6月 4
精進の日々が続く。