夏の通勤ラン秘密兵器
「通勤ランはしたいけど汗がとまらないし、職場にシャワーがないからできない」
「通勤ランしたいけど、ザックが汗でビショビショになるのがちょっと」
走らない言い訳はいくらでもみつかる。
でもちょっとした工夫でその言い訳は簡単に払拭される。
制汗対策
実は職場にシャワールームが完備されていても、夏場の滝のような汗はなかなか引かない。冷たい水シャワーを5分浴びたとしても、浴後扇風機等の強風で気化熱奪う、あるいはロッカールームのエアコンの送風口の真下を単独占拠したりしないかぎりは、再度汗が吹き出てきてしまう。熱が身体にこもっており、自律神経のスイッチがにわかには切り替わらないからだ。
そもそもそんな恵まれた環境が存在しないという人も多い。駅のトイレで着替えたりするハードコアな通勤ランナーもいるだろう。
自分も実際おこなっている、ミニマルな制汗方法は以下の通りである。
- 全身の汗をタオルで拭き取る
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どこでもアイスノンを、特に腋窩、頸部を中心に全身にスプレーする
- 扇子で扇ぐ
- 出版社/メーカー: 白元アース
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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このどこでもアイスノン はドラッグストアで手軽に手に入る。
そもそもはシャツにミストして涼感を感じるという使用が前提の商品。
それを皮膚にダイレクトに噴霧するので自己責任で(皮膚のデリケートな方は禁忌)。
成分はエタノールとメントールのみ。
つけすぎるとあたかも高熱を出して悪寒がきたときのような寒気を感じるほど。
虚弱な人は注意が必要である。
そもそも通勤ランをしようという段階で虚弱ではないと思うが。
どこでもアイスノンを使い切って再購入するときに、
多少手間がかかっても、もっと安く、汎用できる方法を選ぶ気概があるなら、
再購入せず、空いた容器でハッカスプレーを作ることをおすすめする。
このハッカ油のスプレーはトレイルランニングの虫除けにも重宝する。
ポイズンリムーバーとともに山の必携品になる。
精製水ではなく水道水を使用しているが、特に問題はない。
ザック対策
汗で汚れた衣類は洗濯するのは簡単。しかしザックを洗うの少し敷居が高い。
塩を吹いたり、異臭を放ったりすると、思わぬ社会的問題を引き起こしかねない。
こまめに洗えればいいが、面倒だと考える向きには以下のザックをおすすめする。
背面がメッシュになっていてショルダーハーネスの汗は避けきれないが、背部は常にドライでメンテナンスの煩わしさはかなり解消された。ただ「走る」ことを考えられた重量バランスではないので走りやすさには乏しい。
通勤ランが全走行距離に占める割合が80%を超えている。
通勤ランでポイント練習的な要素も入れている。
通勤ランをすることで家族と過ごす時間を犠牲にすることが最小限に抑えられる。
ワークライフバランスならぬランライフバランスが改善される。
ランニングって本当に素晴らしい。でも、こどもと遊ぶ時間や、夫婦で語らう時間や、家族で出かける時間に走っているのであれば、それは社会としても大きな損失と言わざるを得ない。通勤ランはランライフバランス改善の効果は大きい。
— man@7/24富士登山競走(山頂) (@man10000) 2015, 5月 21
通勤ランを通年おこなうことのメリットは計り知れない。