無痛裸足ランへの道 その3

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これまで過去2回にわたって痛みのない裸足ランについて書いてきた。

具体的にどの様な意識で、どんな風に走ったら良いのか。

以下に身体の部位別に注意すべきポイントを過去 ツイとともにまとめてみた。

 

【走動作時の意識】

着地:重心よりやや前

 

 

 

 

 

 

 

接地部位:基本的には意識しない

    (どこが先に接地するかはケースバイケースの結果論、枝葉末節)

 

足指:着地の直前から着地の際は上げる(地面を掴まない)

 

膝から下(ふくらはぎ、足首):脱力リラックス(膝から下はただぶら下がっている)

 

:膝は高く、自然に曲がる、ハイニー。

  接地した瞬間は曲がっている。その後伸びなが重心直下を抜けていく。

大腿:テコの原理

  

股関節:走りの原動力。仙腸関節を意識。

 

 

骨盤:前傾(アクセル、スロットル)

 

:斜め下前方へのベクトルを感じながら

  (ど根性ガエルぴょん吉に引っ張られるイメージ)


ちょい見せ 「ど根性ガエル」 - YouTube

 

脊椎:自然な湾曲をキープ

 

肩甲骨:引き寄せ肩甲骨が翼となり羽ばたき浮力があるイメージ

 

胸郭:空気で満たされ膨らんで浮力があるイメージ

 

 

:斜め上後方に引き上げる円運動で浮力を得るイメージ

 

視線:遠くを見る(下を見ない)

 

 

頭の位置:背伸びした時の高さをキープ

 

 

 

以上足元から頭の順でピックアップした。

しかし実際は逆順の頭の位置から整えていく方がいい。

コアから末端へ意識してゆく方が関連、同期しやすい。

人間の注意は一度に多くは向かない。

日ごとに課題を絞ってポイントごとにローテーション。

徐々にローテーションの感覚を狭めていき、

最後は5秒おきに動作確認をローテーションしながらを走り始めの1分程度で動き作りが終わる精度まで引き上げられるのが理想。

 

これらすべての項目が有機的に連動してはじめて、足裏の痛みのない理想的な裸足ランニングフォームをつくりだす。 

この中で足裏の痛みの有無と特に関連が深いのが以下のポイントだ。

「重心よりやや前の着地」

「着地前に足趾をあげる」

「膝を高くあげる」

この3つのポイントとなる動作をピックアップして次稿でさらに考察してみたい。